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フォトショップ, 使い方
より速く、より的確な画像データの整理・編集に最低限必要な知識とテクニック。

少しでもデータの劣化を防ぐ為にはどのようにすればよいのか?。
フォトショップを使う際の画像データの正しい取り扱い方、適切な補正方法などを紹介。

画像回転のテクニック

気に入った方向になおす為に何度も「画像回転」していませんか?


■ 画像回転は出来るだけするな!

 いきなり「するな」はナイだろう・・・と言いたいところですが。画質のことを考えるならやはり「画像回転」を使用する回数は少ないほうが良いのです。もちろん、自由変形による回転や変形なども少ない方がよいのです。
 理由は以下のようになります。

 画像を90度、180度といった90の倍数角で回転する画像回転では、単純にピクセルを配置換えすれば良いということになります。それに対して他の角度で回転すると、元のピクセルは斜めに並ぶことになりますが・・・もちろんピクセルは縦横の格子で並んでいるので・・・実際には斜めに並んだピクセルをフォトショップが再計算した値の色が表示されることになります。回転した時点で、本来のデータとは違ってきている訳です

 回転を繰り返すことで、色の境界部分がぼやけてきて不鮮明な画像になる傾向にあります(ピンボケの様に見える)。もっとも、ある程度解像度の高い画像などの場合はそれほど気になりませんけどね。


■ 「自由変形」と「画像回転」

 フォトショップで画像を回転させようと思えば、「自由変形」と「画像回転」のどちらかで行うのが普通です。このどちらにも画像を回転させる機能があるのですが、これらは全く違う機能です。まぁ、別々に用意されているのだから当然ですけどね。

 「自由変形」とは指定した選択範囲内の画像を任意の形に変形、回転させる機能です。自由変形は操作時に選択されているレイヤーのみに効果があります。これに対し、「画像回転」では全てのレイヤーを含む全画像の方向を回転させることになります。
 一枚で収まりきらない被写体の写真を合成するときには、レイヤーで重ねた画像を「自由変形」させながら微調整してやると上手くいくわけです。


■ 一発で回転を終わらせる方法

 先ほど「回転」は少ない回数の方がよいと書きましたが、画質はともかく何といっても時間が一番惜しいですね。ちまちま、1度や0.5度を回転させて微調整している人を何度も見かけたことがあります。
 特に、フラットヘッドスキャナで図表などを読み込んだ後、それを水平にしようと努力するわけです。多少の誤差はともかくとして、極端に傾いた図やグラフはみっともないものです。
 どれくらい回転させるかは慣れなので、何度もやってると「多分、12度くらい回転させれば・・・」みたいに分かったりもするようですが、実は誰にでも一発で図表を水平に直す手段があるのです。

 フォトショップ6.0以降を使っているユーザーのあなたはラッキーです。6.0以降のバージョンでは画像の回転が簡単に行えるように改良されているからです。というか、6.0以降を使っている人は「なんでそんな簡単なこと・・・」と思っているかも知れないくらいです。
 6.0以降では自由変形を行う際に、オプションバー(普通はメニューの一段下に表示されています。)に回転角や縮小・拡大率などを入力する欄があるのです。
 自由変形する際、ここに数値を入れるとその場で指定どおりに変形されます。これを利用すれば、何度も回転させることなく一度で済ますことができます。(変形を適用するまでは、実際には変形されていないから「一度で済ます」と言えます。)

 知らない人も多いようですが・・・、実はこの数値を入力する欄をアクティブな状態にして(一度クリックすればOK)、方向キーの↓や↑を押してやると数値が動くのです。これを利用すれば、非常にスムーズに微調整ができるのです。0.5度のズレもなくぴったりと合わすこともあっという間ということです。


■ 図表を簡単に水平にする方法 ←是非マスターして下さい。

 実は、図表を水平に、と言うだけならもっとお手軽な方法があります。この方法は、5.0でも使えます。(多分4.0とかでも大丈夫だと思いますが・・・試したことがないので・・・。)
 まず、使うのは「ものさしツール」です。
 珍しいものを使うと思うかもしれませんが、ものさしツールには意外な力が隠されていたのです。

 まず、ものさしツール。ご存知ですか?
 
 これです。このものさしの様なマーク、これをクリックして下さい。

   機能は2点間の長さや傾き(角度)を測ることです。基本的にはそれだけです。
 特殊な事情のない限り、普通のユーザーはあまり使おうとしないかもしれませんね。
 今回はこの「ものさしツール」のちょっと珍しい使用法を紹介します。

 下の図は白地の背景の上に、赤の斜めの四角形を描いたレイヤーが被さっています。

step1
まず、ものさしツールを選択して一番したの角から水平に「ものさし」を伸ばします。
Shiftキーを押しながらマウスを動かすことで簡単に水平に動かすことができます。

step2
次に、先ほど引いた「ものさし」の起点にマウスを戻し、Altキー(Macならoption)を押してみて下さい。
ポインタのマークが、角度を示すようなマークに変わることが分かりますか?

step3
この状態(Altキー(Macならoption)を押したまま)で右下の辺に平行になるように「ものさし」を引きます。
残念ながら、ここは目で見て合わしてください。表示(ファイル名の隣の数字)を200%くらいに拡大したほうがわかり易いでしょう。ここまでの作業で「2つのものさし」の間の角度を求めることができます。
6.0以降ならオプションバー、以前ならオプションのウインドウに、その角度が表示されているはずです。それぞれ、画面上に出ていれば・・・ですが。

step4
メニューから「編集」→「変形」→「回転」を選択します。
あら不思議、いちいち数値を入力しないでも(ついさっき測った)数値が入力されているのです。
後は変形を適用すれば完了です。

読むと面倒くさそうですが一度実際にやってみると意外と簡単にできることが分かると思います。

短時間で、かなり正確に水平にもって行くことができるでしょう。
ぜひ、お試しあれ。





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